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中国赴任に向けて必要な準備は?3か月前から使えるチェックシート付

「中国赴任の内示を受けた。必要な準備は大体わかっているけれど、直前になって慌てないか心配だ。」

中国赴任の内示が出たところで、具体的に何をどう準備すればいいのかわからないと、途方に暮れてしまう方もいるのではないでしょうか。

海外赴任する際の準備には、時間を取られる申請や手続きなどがつきものです。赴任直前に慌てないためにも「何を・いつまでに」準備すべきか把握することはとても大切です。

本稿では中国への赴任が決定した方々へ向けて、その赴任日から逆算して行う準備について解説します。


1. 赴任が決まったらすぐに着手すべき準備事項(赴任3ヵ月前~)

本章では、赴任が決まったらすぐに着手すべき準備事項をご紹介します。準備事項が多岐にわたるので、申請関連・生活関連・業務関連の3項目に分けてご紹介いたします。

1-1. 早めに済ませておきたい 申請に必要な準備

ここでは、中国赴任の内示を受けたらなるべく早く、遅くとも3か月前までには取り掛かりたい準備のうち、申請関連事項について解説します。

海外赴任となると、パスポート申請からビザの取得など、様々な書類の取得が必要となります。そうした申請書類は受け取りまでに時間がかかるものです。また、多くの書類を同時に申請・取得しなければいけないので、それぞれの書類申請に必要な手続きや証明書、申請期日などをきちんと把握することが大切です。

(1) パスポート申請
まず取得すべきはパスポートです。すでに持っている方もパスポートの有効期限を確認し、必要であれば有効期限の延長をしましょう。就労による長期滞在が予定されている場合は、パスポートの有効期限が1年以上残っていても前倒しで延長することができます

パスポートの申請・有効期限延長に必要な書類は下記の通りです。

<申請時に必要な書類>
・一般旅券発給申請書 1通 
・戸籍謄本(または戸籍抄本) 1通 
・住民票の写し 1通 
・申請日前6カ月以内に撮影された写真
・申請者本人に間違いないことを確認できる書類

<有効期限延長に必要な書類>
・一般旅券発給申請書 1通
・申請日前6カ月以内に撮影された写真
・手元にある有効期限内のパスポート

参考)
一般旅券発給申請書はパスポートセンターで配布・記入することができますが、外務省ホームページ(https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/passport/download/top.html)からダウンロードすることも可能です。

パスポート申請から受け取りまでには約1週間程度かかります。ですが、申請時に必要な書類である「戸籍謄本」は本籍地から取り寄せるのに1~2週間程度かかります。そのため、パスポート申請には余裕をもって1か月程度の時間がかかるとみておいた方がよいでしょう。

(2) ビザ取得
パスポートを取得したら、次に行うべきはビザの取得です。中国への赴任時に必要なビザはZビザと呼ばれる臨時就労ビザです。Zビザの有効期限は3ヵ月となっており、3ヵ月以内に中国に入国し、入国後30日以内に就業証と居留許可証の申請をする必要があります。

Zビザ申請をする際には、まず査証発行許可通知書および外国人就業許可証書を取得します。こちらは勤務先企業が申請する書類なので、勤務先から受け取ったらすぐに下記の書類と一緒に中国大使館か領事館、または旅行代理店に提出しZビザを取得してください。

  • 無犯罪証明書
  • 卒業証明書(卒業した大学に発行してもらう書類です。)
  • 中華人民共和国査証申請表
  • パスポート
  • 証明写真(中国ビザ申請用写真には細かい規定があります。証明写真撮影専門店で証明写真を撮影してもらうと安心です。)
参考)
中華人民共和国査証申請表は、中国大使館ホームページよりダウンロード可能です。
http://www.china-embassy.or.jp/jpn/lsfu/bgxz/

無犯罪証明書は最寄りの警察署にて申請することができます。その際、パスポートの提出が求められるので、事前にパスポートを取得・更新してから申請を行ってください。

また、申請者の氏名が入った大使館からの発給依頼書(なぜ無犯罪証明書が必要なのか理由が記載された書類)が必要となる場合があります。申請前に警察署へ必要書類の問い合わせをしておく方が良いでしょう。発行には申請から2週間~数週間かかります。パスポートを取得したらすぐに申請手続きを行うことをおすすめします。

また、家族と一緒に赴任される方は家族分のビザを申請する必要があります。その際は、赴任者が先に中国へ入国している場合と家族一緒に入国する場合で申請書類が異なります。どちらの場合でも、家族それぞれのパスポートと証明写真、戸籍謄本が必要となりますのであらかじめ用意しておきましょう。

(3) 病院受診
中国赴任前に受けることを推奨されている予防接種はA型肝炎・B型肝炎・破傷風・狂犬病・日本脳炎・インフルエンザ(冬期)です。間隔をあけて複数回接種する必要があるものもあるので、スケジュールに余裕をもって受診しましょう。お子様がいる場合はお子様の予防接種も同時期に行いましょう。

また、赴任前に歯科検診を受けておくことをおすすめします。慣れない異国の地で歯のトラブルを解決するのは大変なので、ぜひ出国前に治療を済ませておきましょう。

(4) 運転免許証の更新
赴任中に運転免許証の有効期限が切れてしまうと、免許は失効してしまいます。ですが、更新手続きは前倒しが可能ですので、出国前に済ませておくことをおすすめします。

なお、更新期限内に一時帰国できるならその際に更新申請を行っても構いません。更新の際に免許証の住所と現住所が異なっていても、一時帰国中の滞在先を現住所として住所変更し更新を行うことが可能です。

1-2. じっくり考えながら進めたい 生活に関わる準備

ここでは、赴任3か月前から取り掛かるべき生活関連の準備事項を解説します。現住居や引っ越し、お金に関すること、子供の転校先など考える時間を要するものばかりです。赴任先でも快適に暮らせるよう、ぜひじっくりと丁寧に準備をしましょう。

(1) 保険の見直し
今現在、加入している保険は「日本で暮らし、日本の医療を受けること」を前提に加入しているものだと思います。ですが、海外赴任となると状況は変わってきます。今現在加入している保険内容によっては、赴任中に医療機関を受診・入院などした場合や、トラブルや事故に巻き込まれた場合の補償が十分にされないことがあります。

まずは保険会社に赴任先を伝え、その国の制度に鑑みた保険内容を相談すると良いでしょう。必要に応じてプランを見直したり、場合によっては解約します。海外駐在員向けの保険商品がたくさん出ているので、そちらへの加入も検討しましょう。

(2) 現住居に関して・引っ越し業者の手配
現住居が持ち家の場合、赴任中の対応について考えなければなりません。短期間ならそのまま維持・人に貸すなどできますが、長期間赴任する場合や赴任期間が不明な場合は手放すことも選択肢に入ってきます。

また、人に貸す場合は置いていく家電・家財道具の保管場所を確保する必要があります。トランクルームを借りたり実家に置く場合は、何を置いていき、何を持っていくのかの選別を早めに済ませましょう。

現住居と家電・家財道具の処理方法が決まったら、引っ越し業者の手配をします。大抵の大手引っ越し会社は海外引越しサービスを展開しています。まずは数社から見積もりを取り、料金やサービス内容を検討しましょう。海外への引っ越しには特殊なダンボールを使用するなど様々な規制がありますから、国内への引っ越し料金より高値になります。

なお、引っ越し準備の際は「手持ち・航空便・船便」でそれぞれ何を持ち込むか、よく考える必要があります。例えば船便は安価ですが荷物の受け取りまで1~3ヵ月かかる場合もあります。船便は現地で発行される「外国人居留許可証」を取得してからの受け取りになるため、時間がかかるのです。こうした点を踏まえて引っ越し準備を進めましょう。

(3) ネットバンキング開設
赴任前にネットバンキングの開設を行いましょう。ネットバンキングがあれば、現地で窓口に行かずとも残高確認や振り込みを簡単に行うことができます。開設には、申し込みから2週間程度かかります

(4) クレジットカードの有効期限確認
手元にあるクレジットカードの有効期限を確認し、期限が近くなっていたら延長します。また、その際に自身のクレジットカードが海外決済対応なのか確認します。

中国で最も多く流通しているカードは銀聯(ぎんれん)カードです。銀聯カードにはクレジット機能の他にデビット機能も付けられ、現地ではデビットカードとして使用している方が多いようです。銀聯カードは日本在住でも発行できるので、赴任前に発行しておきましょう。

また、中国ではアプリでの決済が主流となってきています。中国2大モバイル決済アプリは「支付宝(アリペイ)」「微信支付(WeChatペイ)」です。この2つのアプリは、アプリ内にお金をチャージして決済するものです。

特に支付宝(アリペイ)は日本のクレジットカードからもお金をチャージすることができるので、赴任前にアプリをインストールしチャージをしておくと便利です。

(5) 航空会社のマイレージ加入
駐在生活に入ると、飛行機に乗る機会が増えると思います。航空会社のマイレージに加入し、カードを作っておくと、お得に駐在生活を楽しむことができます

(6) 子供の転校・転園先を決める
家族帯同で赴任する場合、子供の転校先を決めなければなりません。駐在中の子供の教育機関として挙げられるのは「日本人学校」「インターナショナルスクール」の2つです。

日本人学校は文部科学省認定の学校で、小・中学生の義務教育を行っています。したがって、海外にいながら日本と同程度の教育を受けることができます。また、日本人学校に入学した場合、授業料を勤務先が負担してくれる場合が多いので、費用面でのメリットがあります。

一方、インターナショナルスクールは現地に住む外国人の子供を対象にした学校です。多種多様な国の子供たちと一緒に学ぶので、高い語学力・コミュニケーション能力が身に付くというメリットがあります。ただ、教育指導内容は各学校にゆだねられているため、必ずしも日本と同じ水準・内容で学習が進められるわけではありません。また、インターナショナルスクール入学には語学試験があるので、それまでにある程度の語学学習をしておく必要があります。

なお、未就学児の場合で幼稚園に転入・入学させたい場合があるでしょう。中国では「日系幼稚園(教諭も園児も大半が日本人。日本の幼稚園に近い)」「地元の幼稚園(現地の子供が通う園)」「インターナショナルスクール付属幼稚園」の3種類の幼稚園が主流のようです。

1-3. 現地での業務を手際よく始めるために 業務に関わる準備

申請の必要な準備や生活に関わる準備で頭がいっぱいになりがちですが、仕事に関する準備も大切です。ここでは業務関連の準備について解説します。

(1) 中国語学習
中国語の学習はすぐに始めましょう。勤務先で語学講座が行われている場合は参加し、スクールに通う・家庭教師をつけるなども検討しましょう。また、先に駐在している方が一時帰国する際に中国国内で配布されているフリーペーパーを持って帰ってきてもらうなどもおすすめです。現地で多く使われている言い回しや言葉を学ぶ機会となります。

また、中国語のwebサイトやYouTubeなど、インターネットやSNS上で中国語を学ぶことも可能です。日常生活に積極的に中国語を取り入れるようにしましょう。

(2) 日本人会、セミナーなど探す
赴任先には日本人会や日本商工会があります。日本人会のホームページは日本国内からも閲覧できるので、現地の情報収集に役立つでしょう。会によっては入会についての問い合わせも受け付けているので、赴任前から現地にコネクションを作っておくことも可能な場合があります。

また、海外赴任者向けのセミナーを開催している団体もあるので、参加しておくといいでしょう。重要なのは、日本にいながらどれだけ赴任先の情報を得られるかです。そうした情報収集を早くから行うことが肝心です。


2. 赴任に向けて慌てずに行いたい準備事項(赴任2か月前~)

ここでは、先に挙げた項目に続いて行うべき準備について解説します。細かい項目が多いのでうっかり忘れがちですが、大切なものばかりです。中国到着後の生活に直結するものもありますので、しっかりやりましょう。

(1)海外転出届
海外赴任する際の住民票の対処について悩まれる方もいると思います。住民票を抜く=現居住地の自治体の住民登録窓口に海外転出届を提出するということになります。
海外転出届を提出することによって変わる主な事項は下記の通りです。

  • 国民年金の加入が任意となる
  • 国民健康保険への加入が不可となる
  • 住民税の納税義務がなくなる
  • 銀行口座閉鎖の可能性がある
  • クレジットカードの新規発行ができなくなる
  • 印鑑証明が発行できなくなる
  • 株式取引ができなくなる

1番影響が大きいのは「国民健康保険の加入が不可となる」ことでしょう。海外転出届の提出後や一時帰国の際に医療機関を受診すると、全額自己負担となってしまいます。そのため、民間の保険に加入する必要があります。

ただ、会社員の場合、自社の健康保険に加入している場合がほとんどなので実際には何も変わらないという方も多くいます。まずは勤務先が海外転出届の扱いについてどのような対応を取っているか確認し、提出するか否か決めると良いでしょう。

次に影響が大きいのは、「銀行口座閉鎖の可能性がある」ことでしょう。銀行によっては日本国内に居住していないと口座の閉鎖やサービス内容の変更を行うところがあります。こちらも生活に関わる大切なことなので、海外転出届を出す前にご自身が利用している銀行がどのような対応をしているか確認しましょう。

なお、転出届が提出可能になるのは転出日の2週間前からです。保険や税金に関わる部分は重要なので、住居に続いて早めに検討を始めましょう。

(2) スマートフォン・VPNに関するもの
中国国内では基本的に日本から持ち込んだスマートフォンを使い続けることはできません。しかし、中国国内でスマートフォンを購入するには入国からひと月ほどかかります。

そこで、中国国内でも手持ちのスマートフォンを使用できるようにするためには、あらかじめ入国前にSIMロックを解除しておく方法があります。その際、日本でも購入できる中国のプリペイドSIMを購入しておくと、中国到着後すぐにスマートフォンが使えるようになります。また、現在使っている電話番号やメールアドレスは、携帯電話会社に保存してもらうことができます。事前に契約している携帯電話会社に確認しておくと良いでしょう。

また中国では、日本と違って使用できない海外通信サービスが複数あります。主なものだとFacebook・LINE・Twitter・Googleなどが挙げられます。さらに、情報通信時の安全性が保障されていないことが多く、ネット通信環境は常に不安を伴う状況となっています。

そのため必要不可欠なのが「VPN」です。VPNとはVirtual Private Networkの略称で、インターネット規制や情報漏洩などの規制から通信環境を守り、海外のインターネットサービスを使えるようにするものです。VPNには無料のものから有料のものまでさまざまな種類がありますので、ご自身のインターネット使用頻度に合わせたVPNを契約しましょう。

(3) 医療通訳の手配
ビジネスに必要な通訳については、勤務先が手配してくれる場合も多いですが、こと医療に関しては医療通訳者という専門の業者を手配しておくと安心です。

医療通訳者は、現地での医療機関を受診する際に、病院へ帯同・または電話口で通訳をしてくれます。医療通訳を手配する専門業者がありますので、日本で調べて手配してから赴任すると安心です。なお、医療通訳者サービス付きの医療保険もありますので、こちらも検討してみることをおすすめします。


3. 赴任前の最終準備事項(赴任1ヵ月前~)

いよいよ出発の日が近づいてきました。本稿では出発前の最終準備事項を解説します。

(1) 両替
準備万端で中国に到着しても、引っ越してしばらくは何かと買い足すものがあったり、自炊もままならず外食する機会が多いと思います。そのような場合に備えて、現金は多めに持っていきましょう。クレジットカードも使えますが、使えるカード会社が限られている場合が多いので注意してください。

VISA・Master・JCBカードはどこでも使えるイメージがありますが、中国では大手の百貨店や外国人向けの飲食店でしか使えない場合が多いです。なお、銀聯カードでしたら中国国内のほとんどのお店で使えます。

現金を多く持ち歩くのが不安な方はクレジットカードにキャッシング機能を付けておくと、ATMで引き出すことができるので安心です。

(2) 家に関する手続き
2章で解説した「現住居に関して」に続く準備事項です。駐在中に現住居をどうするかが決まったら、光熱費やインターネット通信費の解約手続きと郵便物転送手続きを行います。こうした細かい手続きは出発直前まで忘れがちなので、早めに対応しておくと安心です。

(3) 常備薬・衣類・日用品の準備
慣れない土地での生活では、慣れ親しんだものに囲まれていると気持ちが落ち着きます。日本でよく知られた通販サイトなども中国での利用は難しくなりますので、今使っている日用品はなるべく持参しましょう

中国でも大体の日本製品は手に入りますが、日本より割高なので、一時帰国の際にまとめ買いする方もいるようです。また、日本で販売されている薬を中国で入手することは難しいので、常備薬は日本から持っていきましょう。

(4) 赴任後の仕事のスケジュール調整
現地に赴任後、まず行うのが就業証と居留許可証の申請です。こちらの申請には約1か月かかるうえ、パスポートの提出が義務付けられています。

パスポートは、申請期間の1ヵ月間のうち1週間ほど居住地の公安局に預けることになります。その間は身元を証明するものがなくなってしまうので、基本的に赴任した土地を離れることが難しくなります。そのため、着任してすぐに出張の予定を入れるのは避けましょう。


4. 中国赴任後に行うこと

いよいよ赴任です。ここでは、赴任後に現地で行うべき手続きについて解説します。日本で準備してきたことが役立ちますので、上記で解説した準備事項をしっかりと行い、下記の手続きに備えて下さい。

(1) 臨時宿泊登記
中国入国後24時間以内に行う手続きです。ホテルに宿泊する場合はフロントでパスポートを提出し、手続きを行います。その後はホテル側が登記を代行してくれます。

こうした手続きの代行を行っていないホテルや民泊施設、知人宅に滞在する場合は自身で登記手続きを行う必要があります。その際は下記の書類を宿泊先の人を伴って最寄りの警察所か派出所に提出し、手続きを行います。

  • 宿泊者本人のパスポート
  • 宿泊先の中国人の戸口簿・身分証、外国人の場合はパスポートまたは居留証
  • 本人又は宿泊先の人のアパートの契約書、住む家の登記簿など(こちらの書類に関しては警察署や派出所の方の指示に従ってください。)

この手続きを行わなかった場合、罰金が科せられる可能性がありますので注意してください。

(2) 就業証と居留許可証の申請
入国後30日以内に外国人就業許可通知とビザ発行許可通知書、パスポートを公安機関に提出し、申請します。申請にかかる期間は約1か月です。

(3) 銀行口座の開設・スマートフォンの購入
中国ではアプリでの決済が主流ですが、アプリ決済に欠かせないのが中国国内の銀行口座の開設です。この銀行口座とアプリを紐づけ設定することで、中国での買い物がより便利になります。スマートフォン購入後は電子マネー対応アプリをインストールし、口座との紐づけ設定を行いましょう。


5. 中国赴任に向けた準備項目チェックシート

上記で解説した準備項目をチェックシートにしました。ご自身で項目を追加することも可能なので、使いやすいようにカスタムしてご活用ください。

※画像をクリックするとエクセルファイルをダウンロードできます。


6. まとめ

いかがでしたか?
本稿では、中国への赴任が決定した方々へ向けてその赴任日から逆算して行う準備について解説しました。

赴任が決定次第(赴任3ヵ月前~)、取り掛かるべき申請関連・生活関連・業務関連の準備は下記の通りです。

申請関連
(1) パスポート申請
(2) ビザ取得
(3) 病院受診
(4) 運転免許証の更新

生活関連
(1) 保険の見直し
(2) 現住居に関して・引っ越し業者の手配
(3) ネットバンキング開設
(4) クレジットカードの有効期限確認
(5) 航空会社のマイレージ加入
(6) 子供の転校・転園先を決める

業務関連
(1) 中国語学習
(2) 日本人会、セミナーなど探す

赴任に向けて慌てずに行いたい準備事項(赴任2ヵ月前~)は下記の3点です。
(1) 海外転出届
(2) スマートフォン・VPNに関するもの
(3) 医療通訳の手配

赴任前の最終準備事項(赴任1ヵ月前~)は下記の4点です。
(1) 両替
(2) 家に関する手続き
(3) 常備薬・衣類・日用品の準備
(4) 赴任後の仕事のスケジュール調整

中国赴任後に行うことは下記の2点です。(1)は入国後24時間以内、(2)は30日以内に行う必要があります。
(1) 臨時宿泊登記
(2) 就業証と居留許可証の申請
(3) 銀行口座の開設・スマートフォンの購入

中国赴任には多くの準備が必要です。「何を・いつまでに」準備しておくべきか把握することで、海外駐在に対する不安も解消されるでしょう。本文中に記載したチェックシートをぜひ活用して、中国赴任へ向けた準備を円滑に進めてください。

参考)
外務省ホームページ
https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/passport/download/top.html

中華人民共和国駐日本国大使館ホームページ
http://www.china-embassy.or.jp/jpn/lsfu/bgxz/

上海赴任にあたり推奨される予防接種(在上海日本国総領事館ホームページ)
https://www.shanghai.cn.emb-japan.go.jp/insurance/insurance110330.html

海外滞在中で日本の免許をお持ちの方(警察庁ホームページ)
https://www.npa.go.jp/policies/application/license_renewal/living_abroad.html

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