おすすめ記事

中国のクレジットカード事情 赴任に向けキャッシュレス決済も確認!

中国赴任に向けて両替方法をマスター!安全・お得に円を元にする方法

「日本円から中国人民元に両替したいけど、お得な方法はどれだろうか?」

中国への赴任準備を進めている方であれば、そんな疑問をお持ちかもしれません。

結論から言うと、日本円から人民元への両替は中国で行った方がお得です。日本よりも両替手数料が安く済むからです。

空港からのタクシー代など、必要最低限の額を日本で両替しておいて、残りは現地で両替するのがベターです。

中国で両替すると聞くと「どこで両替できるの?」「安全性は大丈夫?」「言葉は通じる?」など、不安に感じるかもしれません。

本稿では、日本と中国での両替方法について解説します。お得・便利さ・安全性を考慮して最適な方法を見つけてください。

また、中国のキャッシュレス決済の浸透状況や、現地の物価も紹介しつつ、どのくらいの額を両替しておくとよいのか具体的にご紹介します。


1. 日本円から中国人民元への両替で、まず押さえておきたいこと

「中国に出発する前に早く両替しておかないと!」と焦る気持ちがあるかもしれません。しかし、両替をする前に押さえておきたいポイントがあります。

無駄なく、お得に両替を済ませるためにはどうしたらよいのか、詳しく解説します。

1-1. 中国ではキャッシュレス決済が主流

在中国日本国大使館の情報によると、電子決済アプリを使ったキャッシュレス決済が主流になっています[1]

電子決済アプリは、買い物や食事はもちろんのこと、タクシーや地下鉄などの交通機関でも利用できます。

財布を持たなくても、「電子決済アプリをインストールしたスマートフォンがあれば生活できる」とも言われており、日本よりもはるかにキャッシュレスが浸透しています。

このような背景を考えると、大量の現金を一度に両替する必要性は低いでしょう。それよりも、電子決済アプリをインストールしてチャージしておくなど、中国の実情に合わせた準備を進める方が実用的です。

中国の物価はどのくらい?

 

地域によって差がありますが、参考として上海市の平均的な物価をご紹介します。
(※2020年12月時点)

 

 ・タクシー初乗り料金:約240円
 ・地下鉄の最短区間:約32円
 ・ハンバーガー:約160円
 ・コカ・コーラ:約50円
 ・ビール:約93円
 ・食事:約630円(ランチの場合)

 

上記からわかるように、あまり多くの額を両替する必要はなさそうです。

1-2. 中国での両替がお得!

両替手数料などを考えると、中国で日本円から人民元に両替した方がお得です。外国で両替するのはハードルが高く感じるかもしれませんが、さほど難しくはありません。

本稿の2章では中国の両替方法を詳しく解説しているので参考にしてください。

とはいえ、人民元を全く持たずに出国するのは現実的ではありません。現地に降り立ってからのタクシー代やホテルに着くまでの必需品の購入において、人民元が必要になるからです。

よって日本では必要最低限の額を両替しておくのがベターです。

どのくらいの額を日本で両替しておくといいのでしょうか。

一度に多くの額を両替するのは安全面で懸念が残りますし、人民元が残った場合は再度の両替が必要になります。逆に、到着後すぐに足りなくなっても困ります。

個人差がありますが、1人なら2~3万円、家族で一緒に行くなら余裕を持って10万円程度を日本で両替しておけば、中国に着いてから1~3日程度の生活は問題ないと思われます。

荷物の整理などが落ち着いてから当面の必要経費を現地で両替するといいでしょう。

説明する会社員 

2020年12月時点でのレートは1元16円前後です。為替は中国人民銀行によって管理されているので、さほど大きな変動はありません。
両替する時期によって損得が発生する可能性が低いので落ち着いて準備できます。

中国へのお金の持ち込み、持ち出しのルール

在中国日本国大使館によると、5,000米ドル相当を超える外貨を中国に持ち込む場合は税関での申告が必要です。
また、人民元の持ち込み・持ち出しに関しては2万元(約32万円)までと制限されているので、日本で両替する時は注意しましょう。[2]

[1] 在中国日本国大使館「中国での偽札に関するQ&A」,https://www.cn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/consular_nisesatsu.html (閲覧日:2020年12月18日)
[2] 在中日日本国大使館「日本からお越しの皆様へ~安全の手引き」,在中日日本国大使館,https://www.cn.emb-japan.go.jp/consular_j/joho120220_j.htm (閲覧日2020年12月9日)


2. 日本円から中国人民元への両替の方法

日本円から人民元に両替する具体的な方法をご紹介します。日本と中国、双方での両替方法を取り上げるので、あなたに合った方法を選んでください。

2-1. 日本で両替する方法

中国で両替をした方がお得ですが、最低限必要な金額は日本で両替しておく必要があります。日本で両替する場合の方法は以下の通りです。

・金券ショップ
・外貨宅配サービス
・銀行
・空港

・金券ショップ
金券ショップでは、銀行よりも両替レートが良いのでお得に両替できます。基本的に土日祝も店舗は開いているので、休みの日に両替を済ませることも可能です。

デメリットは、ショップまで足を運ぶ必要があることと、場合によっては人民元が品切れになっている可能性があることです。

・外貨宅配サービス
外貨宅配サービスとは、希望する外貨を希望の場所まで配達してくれるサービスです。ショップに足を運ぶ必要がなく、オンラインで注文できるのでとても便利です。

デメリットは外貨の到着までに時間がかかることです。基本的には、申請してから1週間程度で外貨を受け取ることができますが、場合によってはそれ以上かかることもあります。ある程度の余裕をもって準備をする必要があります。

参考として、外貨宅配サービスの業者を数社ご紹介します。配達料や金種の指定の可否など、サービスの内容はさまざまですので、ホームページを確認して選びましょう。

トラベレックス外貨宅配サービス
トラベレックス外貨宅配サービスでは、31の外貨を取り扱っており365日24時間いつでも注文が可能です。
1回の注文金額は3万円以上~30万円以下となっており、配達料は注文金額が10万円未満の場合は1,000円、10万円以上の場合は無料です。

外貨両替ドルユーロ
外貨両替ドルユーロはレートが良く、配送も迅速な外貨宅配サービス業者です。もちろん人民元にも対応しており、午後3時までに注文・着金を行うとその日のうちに出荷してくれます。
銀行振込の場合の郵送料は400円で、10万円以上注文すると無料になります。代金引換の場合は郵送料が700円です。

GPA外貨両替専門店 ONLINE STORE 外貨宅配サービス
GPA外貨両替専門店は成田国際空港株式会社のグループ会社です。
信頼できる銀行から調達した外貨を取り扱っているので、偽造紙幣を購入してしまうリスクがありません。
1回の注文額は3万円~30万円、1日の取引上限金額は100万円となっています。配達料や代引手数料はすべて無料です。
また、外貨宅配サービスでは珍しく、金種を制限なく指定できるサービスも行っています。

・銀行
銀行を利用するメリットは、お金の数え間違いや偽札の混入、紙幣の品切れの心配が少ないことです。

自宅の近くにある銀行であれば、出発当日に両替を済ませることができます。最近では、外貨宅配サービスを行っている銀行もあります。

中国では偽札が広く混在しているため、高額紙幣である100元札は敬遠されます。

しかし、銀行では金種が指定できないパック販売が多く、100元札しか受け取れないこともあるので事前に確認しておきましょう。

・空港
空港の両替所を利用するメリットは出国直前でも人民元を手にできることです。「忙しくて事前に両替する時間がなかった」という方におすすめです。

デメリットは両替レートが悪いことです。金券ショップなどのレートを確認しておいて、どのくらいのロスが発生するのか確かめておくといいでしょう。

2-2. 中国で両替する方法

日本円から人民元への両替は現地で行った方がお得です。

しかし、外国で両替をすると言葉や安全性の不安があり、ちゅうちょする方も多いのではないでしょうか。この章では、安全かつお得に両替できる方法をご紹介します。

現地で両替するには以下の方法があります。

・銀行
・空港
・ホテル
・両替商

・銀行
中国で両替するなら銀行がおすすめです。日本のように手数料が特別高いわけではなく、偽札を渡されるリスクが低いので安全に両替ができます。

ただし、銀行によっては両替を行っていない場合もあるので、外貨両替に対応しているかどうか事前に確認しておきましょう。

中国のメガバンクといえば、中国銀行中国工商銀行が有名です。これらの銀行の支店であれば、ほぼ間違いなく両替できるでしょう。

中国では、銀行での両替がメジャーということを覚えておきましょう。

外国で両替をするとなると「言葉が通じるかな…?」と心配になるかもしれませんが、手続きはシンプルです。以下の流れで進んでいきます。

1:店舗に入って受付の人に「Exchange」と伝える
2:順番待ちの紙を受け取る
3:両替用紙に必要事項を記入する
4:日本円とパスポートを受付に出す
5:換金証明書(兑换水单)と人民元を受け取る

英語が苦手な人でも「Exchange」の発音が伝われば問題なく両替できるでしょう。

以下の項目では、空港やホテルでの両替をご紹介しますが、基本的には銀行での両替と同じ手順で行えます。

説明する会社員 

中国の銀行で両替をする場合はパスポートが必要になります。忘れずに持参しましょう!

中国人民元が余ったらどうしたらよい?

人民元が余った場合は人民元から日本円に換金できます。しかし、日本円から人民元に両替した時に受け取る、換金証明書(中国語で兑换水单)が必要になります。
うっかり捨ててしまわないように注意しましょう。

・空港
現地に着いてすぐに両替をしたい場合は、空港の両替所を利用できます。ただ、空港の両替所は両替手数料が高く、1回で1,000円程度かかります。

そのため、空港から市内までのタクシー代などは日本で両替しておいて、現地の空港での両替はなるべく控えた方が無難です。

説明する会社員 

上海の場合、空港から市内までのタクシー代は1000円~3000円程度です。地下鉄を利用すると約500円で移動できます。
空港での飲食代も含めると1人1万円程度、人民元が手元にあるといいでしょう。

・ホテル
外国人が利用する高級ホテルであれば両替に対応してくれます。両替レートもさほど悪くありません。

最近では、ロビーに自動両替機が置かれていて日本語に対応しているものもあります。

市内に出かけて銀行で両替することを考えると、ホテルでゆっくりと両替するのも良いでしょう。

しかし、すべてのホテルで両替できるわけではないので、両替が可能かどうか事前に確認する必要があります。

・両替商
街中には両替商が並んでいますが、数え間違いや偽札を渡されるリスクが高いのでおすすめできません。

確かに、銀行や空港で両替するよりもレートが良いかもしれませんが、不要なトラブルに巻き込まれては元も子もありません。

「知り合いの両替商を紹介する」、「特別に良いレートで両替してあげる」などと言われても、相手にしないのが賢明です。

クレジットカードのキャッシングサービスは使える?

中国でもATMを使ったクレジットカードのキャッシングサービスが利用できます。銀行などを利用するよりも手数料が安くなることもあります。
ただし、キャッシングサービスには金利が発生するので、なるべく早く返済することが必要です。
中国に短期間滞在する、という方は試してみてもいいでしょう。

無料eBook
『中国赴任準備はこれで完璧!』赴任準備マニュアル

赴任3ヵ月前の準備や手続きから、現地での生活情報や中国独特のビジネスマナーまで完全網羅。

以下の内容を収録し、71ページにわたり解説しています。

  • 中国ってどんな国?
  • 赴任決定!具体的な準備を知りたい!
  • いざ引っ越し!何を持って行けばいい?
  • 現地到着!必要な手続きを確認
  • 中国ライフってどんなイメージ?
  • 文化の違いを認識することが中国ビジネスライフの第一歩!
  • 旅のおわりに
  • 付録:準備に使える資料・Zビザ手続きの全貌

ぜひお手元に置き、これから中国に赴任される方にとって役に立つ一冊になれば幸いです。

プライバシーポリシーをご確認いただき「個人情報の取り扱いについて」へご同意の上、「eBookをダウンロードする」ボタンを押してください。


3. まとめ

本稿では、日本円から人民元に両替するタイミングと方法についてご紹介しました。

両替手数料などを考えると、日本円から人民元への両替は現地で行う方がお得です。

また、中国では、電子決済アプリを使ったキャッシュレス決済が普及しているので、大量の現金を両替する必要性は低いでしょう。

空港からのタクシー代など、必要最低限の額を日本で両替しておくのがベターです。

日本での両替方法は以下の通りです。

・金券ショップ
・外貨宅配サービス
・銀行
・空港

お得に両替したい方は金券ショップを利用するといいでしょう。一方、ショップに足を運ぶ時間のない方などは、銀行や空港の両替所を利用できます。

中国での両替方法は以下の通りです。

・銀行
・空港
・ホテル
・両替商

中国での両替は銀行がおすすめです。日本のように手数料もさほど高くなく、紙幣の数え間違いなどのリスクも避けられます。

市内には両替商がありますが、偽札を渡されたり、数え間違いなどのリスクが高いので避けた方がいいでしょう。

海外生活をスムーズにスタートさせるにはお金の準備は重要です。今回ご紹介した情報があなたの赴任準備のお役に立つことを願っています。

参考)
株式会社地球の歩き方メディアパートナーズ「中国の両替できる場所」,『地球の歩き方』,
https://www.arukikata.co.jp/money/guide/CN/change/16.html (閲覧日2020年12月9日)
三井住友カード「中国滞在前に知っておきたい!お金事情と両替のタイミング」,『タビサポ』
https://www.smbc-card.com/nyukai/magazine/tabisapo/knowhow/china.jsp(閲覧日2020年12月9日)
osanpomiti.com「人民元(中国元)の両替をお得にする方法 上海・北京の観光をお安くするために」,『おさんぽみち』https://www.osanpomiti.com/chinese-renminbi/(閲覧日2020年12月9日)
株式会社ロコタビ「上海でのお得な両替!「円→人民元」おすすめの替え方を現地在住者が紹介します」,『LOCO TABI』https://locotabi.jp/shanghai/guide/tp-gen-money (閲覧日2020年12月9日)
在中日日本国大使館「日本からお越しの皆様へ~安全の手引き」https://www.cn.emb-japan.go.jp/consular_j/joho120220_j.htm(閲覧日2020年12月9日)

【中国赴任者向けメールマガジン】
現地の教育事情や生活のお役立ち情報などをお届け

ライトワークスでは、中国赴任者・赴任予定者・出張者など中国ビジネスに関わる方向けに、
「明日から組織に使えるtips」をテーマとして、中国現地の教育事情や生活のお役立ち情報など
定期的にメルマガ配信を行っています。

プライバシーポリシーをご確認いただき「個人情報の取り扱いについて」へご同意の上、「メルマガ登録」ボタンを押してください。